
点数は机の外で決まる。受験直前期の生活習慣。
「ちゃんと勉強してるのに、不安が消えない」
受験直前になると、こんな状態になりがちです。
・布団に入っても目が冴えて眠れない
・食欲がなくて、朝ごはんが喉を通らない
・気づいたらスマホを触っている
中学3年生なら、無理もありません。
保護者の方も、「勉強しなさい」と言いたい気持ちをぐっとこらえている頃だと思います。
でも、ここで一つだけ伝えたいことがあります。
受験直前期は、勉強量と同じくらい「生活の整え方」で差がつきます。
これはきれいごとではなく、毎年生徒を見てきた実感です。
睡眠|「早く寝なさい」より、これをやってほしい
眠れない理由は、だいたい決まっています。
不安、緊張、そしてスマホ。
「明日も勉強しなきゃ」
「このままで大丈夫かな」
頭の中が止まらないんですよね。
だからおすすめしたいのは、完璧な睡眠ではなく、一定のリズムです。
・寝る時間と起きる時間を固定する
・布団に入ったら「勉強の反省」はしない
・寝る30分前にスマホを別の部屋に置く
特に最後。
「アラームだけだから」と言ってスマホを枕元に置くと、ほぼ確実に触ります。
スマホは、別の部屋に置く。
これだけで、寝つきは驚くほど変わります。
食事|食べられない日は「無理に食べなくていい」
直前期、食欲が落ちる子は本当に多いです。
「ちゃんと食べなさい」と言われるほど、つらくなる。
そんなときは、量よりタイミングと中身。
・朝はおにぎり1個でもOK
・昼は消化のいいもの
・夜は食べすぎない
ポイントは、空腹のまま勉強しないこと。
血糖値が下がると、集中力も一気に落ちます。
「しっかりした食事」より、「エネルギー補給」。
バナナ、ヨーグルト、スープ。
それで十分な日もあります。
スマホ|敵にするから、うまくいかない
正直に言います。
受験直前にスマホを完全に断つのは、ほぼ無理です。
だから、発想を変えましょう。
・勉強中はスマホを物理的に遠ざける
・休憩時間は触ってOK
・使う時間を決める(15分など)
おすすめは、
**「勉強45分+スマホ15分」**の繰り返し。
スマホを我慢するのではなく、
「次の休憩で見られる」と分かっている状態を作る。
これだけで、集中力はかなり安定します。
「生活が整うと、勉強は勝手についてくる」
睡眠、食事、スマホ。
どれも直接点数を上げるものではありません。
でも、これが乱れている状態で
「もっと勉強しろ」は、正直かなりきつい。
逆に言うと、
生活が整っただけで、同じ勉強量でも吸収率は上がります。
実際、直前期に点を伸ばす子は、
派手なことはしていません。
・同じ時間に寝て
・同じ時間に起きて
・同じペースで勉強する
それだけです。
最後に|保護者の方へ
この時期、
一番つらいのは子ども本人です。
勉強しないように見えても、
頭の中は受験でいっぱいだったりします。
「ちゃんと寝てる?」
「ごはん食べた?」
そんな一言が、
実は一番のサポートだったりします。
受験は、もう最終コーナー。
新しいことを増やすより、
崩れない状態を作ること。
睡眠、食事、スマホ。
ここを整えるだけで、入試本番の景色は変わります。



